時雨相談所は「時間制の相談窓口」です。
お店の始め方や、コンセプトの考え方、物件に対する相談など、設計依頼前に気軽にご相談ください。
雲雀
〔 中華そば 雲雀 (ひばり)〕
拉麺店
( 2023 浜松入野 )
今回初めて拉麺店の店舗デザインさせて頂きました。
元居酒屋だった場所を拉麺屋へ。
カウンターやキッチンなど、居抜き物件としてかなりメリットがあるかと思いきや、やはり動線や席の距離感など微妙に合わず、結局ほぼ解体。
ここは座敷だったエリア。
配膳や片付けなども含めて、
靴を脱ぐ行為のデメリットを考え、椅子席に変更。
新しくパーテーションも設置。
外観や建具など黒色が多かったので、
コスト減のため黒を活かすデザインに。
居酒屋カウンターで使っていた無垢天板を
拉麺店でも再利用。
設置すぐの厨房は美しい
看板フレームやアーム照明は再利用。
外観は予算の都合で最低限。
こちらは最初に作ったデザインパース。
いつか予算が生まれたらということに。
改装前の居酒屋
カウンター位置が微妙に悪く結局解体。
そして、キッチン内の油との大格闘。
飲食の居抜きにはご注意を。
再度カウンター製作。
解体した板は再利用。
裏返してV字で貼り、
古材としてカッコよく生まれ変わり。
内装のイメージパース。
中華ランタン案。
結構好き。
アドナインス
〔 酒と香肴 アドナインス〕
ダイニングバー
( 2023 愛知豊橋 )
元ツバメ食堂さんから依頼があり、カフェテイストからお酒やスパイス料理を中心とした大人なお店に改装したいということで、ご依頼頂きました。
今回は、低予算なのとDIYの得意なオーナーさんということで、アパートメントは、デザインとDIYサポートをさせて頂きました。
最後のページに改装前の写真が掲載させていますが、白壁メインのカフェテイストから、ダークグレーの左官壁に変わったことで、一気に大人らしい空間に。
ごだわりのワインや、大型スピーカーやレコードプレーヤーなどが設置され、旦那さんのカラー一色に染まりました。
カウンター席はなくなり、色々な席が生まれ、常連さんが賑わうお店に。
外観は、ブルーから墨黒に塗装。
スタッフの男性も、丁寧に作業してくれました。
小さな看板しかなかったお店ですが、通りからも分かりやすいように電飾看板を設置。
ADD9thでアドナイスと読むのですが、かなり悩み抜いて命名したので、その意味はぜひ店主さんから、直に聞いてみてくださいね。
スパイス料理をおつまみ感覚で出したいという想いから、「酒と香肴」という造語もつくりました。
オーナーさんの改装中の様子。
陶芸家のような感じで、とても絵になってました。
外観の塗装中の風景
改装前 ツバメ食堂
改装前のカウンター
ヤルダ
〔 蕎麦切り ヤルダ 〕
蕎麦屋
( 2022 磐田白羽 )
旧掛塚郵便局(有形文化財)の建物を活かして、蕎麦屋さんに改装するお手伝いをさせていただきました。
とても存在感のある外観。このままで十分価値があります。
客席側のスペースは、あまりいじらず、元々の造りを活かすデザインを心がけました。
基本的には「厨房」「トイレ」「製粉室」付近の改装がメイン。
床材や受付だった大きな建具はそのまま再利用。
左の引出家具は、納屋で埃をかぶっていたもの。
右側の格子建具は、今回製作いたしました。
郵便局時代のスペースの1/3を厨房に作り替え。
新しく作った間仕切り壁も、郵便局時代の質感を損なわないように、左官仕上げにしています。
新規の壁に使われている引戸や窓などは、この場所で使われていたものを、加工し直して再利用。
正面のモルタル壁は、トイレを隠すために新しく製作しています。
トイレ廊下。
正面の建具なども元々。
蕎麦の打ち場
郵便局の窓口を活かした長いカウンター。
1番の見せたい場所なので。
入店者と目線が合わないように、1部のガラスをスモーク塗装加工。
製粉室。
文字は小説のイメージで縦書き。
化粧室
案内板も昭和的に。
店内への入口。
元々は電話室。
右側の「本日の蕎麦」の「営業案内」の看板は、現場の端材の古材で製作。
「〒×蕎麦」のデザインロゴも製作。
蕎麦をお箸ですくっている図です。
道路用の照明看板
改装前の店内
改装前の店内
改装前の店内
建物の横にも、スペックの高い小屋。
建物の裏にあるカッコいい蔵。
ここもいつか使えるといいな。
最初に現地調査の時の写真。
改装中
改装中
La mer
〔 ラメール 〕
コルギサロン
( 2022 浜松田町 )
THE LAST(メンズコルギ)に続き、Lamer(レディースコルギ)のお店もお手伝いをさせていただきました。
メンズに比べて、柔らかいデザイン×アンティークで、デザインをまとめました。
磐田の花屋nestさんによるドライアレンジ。
待合室 兼 カフェのスペース。
テイクアウトを中心のカフェを、いつかオープンする予定。
小規模イベントなどにも対応できるようになど、厨房設備、受付カウンター、トイレなどの要望をはめ込むのに、何度もレイアウトプランを製作して、プランづくりは意外と大変でした。
施術室B
施術室A
改装前
デザイングラフィック
デザイングラフィック
The Last
〔 ザ.ラスト 〕
コルギサロン
( 2022 浜松田町 )
マンションの1室をメンズコルギのお店に改装するお手伝いをさせていただきました。
家具や什器が入るとさらに素敵に。
奥には、燦々と陽がはいるカウンセリングスペース。
エントランスは贅沢にしたいということで、広々とした空間に。
施術室とは少し雰囲気を変えて。
見えにくいですが、床は紺色の絨毯。
白い台は、盆栽をディスプレイするスペースです。
ドアの壁には、さりげなく高級感のある岩壁。
トイレの照明
改装前
改装前
Wpshee
〔 ウィプシー 〕
美容室
( 2022 掛川半済 )
掛川の商店街の元そろばん塾のテナントを改装して出来た美容室。
女性オーナーさんが独立をされるということで、お手伝いさせていただきました。
お一人でやられるということで、デザインももちろんですが、使い勝手や、接客の仕方や、
街の方々との関わり方など、結構細かい部分までお話を聞いて、プランを製作させていただきました。
ソファは、本革で有名なhalo製のユーズドを使用。
こちらはキッズルーム。秘密基地的な感じで製作。
本当は2階デッキみたいなのも作りたかったのですが、落下危険があるのでやむなく中止。
鏡台は、愛知岡崎のキャラバンファニチャーさんに製作依頼。
今回、空間をシンプルにしたので、象徴的なイメージで。
(撮影場所:キャラバンファニチャー)
黒扉はトイレ
エントランス。
玄関扉を入ってすぐ引戸。
中間的な土間スペースを作りました。
こうすることで、玄関ドアを開けておくことができ、
街との閉鎖感をなくすこのも目的としています。
鉄製引き戸は、オリジナル特注品。
床はPタイルを剥がして、クリア塗装。
コストも落ちるし、インパクトもあります。
トイレの中はピンク。
店内のどこかにピンクを入れたいと言われたのでこちらに。
トイレの中は可愛らしい。
外看板はステンレス製で真鍮風塗装。
外壁は元々のタイル。
商店街の遺産。各店舗前に動物の置物。
撤去してもよかったのですが、ゴールドに塗装して「幸運の亀」として生まれ変わりました。
玄関引き戸は、元々の建具。
解体中。床剥がし。
イメージグラフィック
イメージグラフィック
Apartment Store Office
〔 Apartment Store 〕
設計事務所
( 2022 浜松頭陀寺 )
喫茶店の増席のため、2階へ移転。
床以外は、全て改装し直しです。
前回の事務所より少し広くなったので、作業スペースを製作。
元々の窓があったおかげで、気持ちの良い場所に。
今回は自分の場所なので、基本自分ひとりで製作です。
喫茶みちくさ 客間
〔 喫茶みちくさ 客間 〕
昭和な喫茶店 in Apartment Store
( 2022 浜松頭陀寺 )
14席しかなかった喫茶みちくさ。
忙しい日は、かなりお待たせしてしまうことが多かったので、設計事務所で使用していた部屋を、客席として再改装しました。
喫茶時間帯にキャパオーバーすることが多かったので、ゆっくり珈琲が飲めるように、全てソファ席に。
デザイン的には、「洋館」「中国」「和」の要素を織り交ぜた世界観。
雑多な感じなのに、どこか統一感がある感じにしています。
オリジナルで製作したパーテーション台。
昭和のインターホンがスタッフの呼び鈴になっています。
照明は、古伊万里のランプ。
事務所の移転後
余っていたフローリング材を利用して製作したテーブル。
塗装前の写真。
洋館な感じにするために、天井にはメダリオンを。
実際に使用する家具や照明を取り込んで、デザインパースで確認。
〈 工事までの流れ 〉
- まずは画面下の「問い合わせ」よりご連絡ください
- Apartment にて初回ヒアリング
- 現地調査 又は 具体的な打合せ
- 具体的な平面図プランやデザインプランを製作
- プランをもとに見積製作
- 予算に合わせて平面プランやデザインプランを修正
- 再見積り
- 見積り確定後、工事スケジュールを製作
- 工事着工
- 引き渡し
- 完了後支払い
〈 デザイン費について 〉
デザイン費は、内容により%は変わりますが、およそ工事費の約20%〜15%になります。(税別)
*交通費や宿泊滞在費などは別途となります。
*打合せスタート後、お客様の都合でキャンセルになった場合、それまでかかった費用請求いたしますので、ご了承ください。(打合費.プラン製作費.交通費など)
〈 概算見積りについて 〉
Apartmentはリノベーションを主体としています。
「現状の状況」や「素材の選択」や「デザインプラン」などで、大きく見積金額が変わります。
ですので、詳細が決まっていない時点での「概算見積り」はお出しすることはできません。
低い予算でも、デザインをシンプルにすることで、素敵な空間にすることも可能です。
しっかりとヒアリングと打合せをすることで、お客様に合った「デザインと予算のバランス」を目指していきます。
工事にかけられる予算は、お客様の仕事の内容や、1日の売上見込、返済年数などで決まってきます。
そこらか算出された予算で何ができるか?優先順位は何か?などをを考え、デザインやプランに落とし込んでいくのがApartment の仕事です。
「概算」ではなく、過去のリノベーション経験から、他の案件の例を上げて、お話することは可能です。その場合は、あくまでも調査前のお話になりますので、説明した金額根拠が弱いので参考程度で捉えてください。
〈 相見積りについて 〉
上記の「概算見積りについて」の内容とかぶるのですが、見積りを出すまでに、たくさんの「打合せや調査」を重ねます。
ですので、「見積りやデザインプランだけ」を提出することは行なっていません。
相見積りの場合は、お断りさせていただいております。